Qt Widgets: QUndoViewの空ラベルで、アプリケーションをより直感的操作に


QUndoView::emptyLabel は、Qt Widgets ライブラリの QUndoView クラスのメソッドで、ビューに表示される空ラベルのテキストを設定または取得するために使用されます。このラベルは、QUndoView ウィジェット内のコマンドリストの先頭に表示され、ドキュメントが編集される前の状態を表します。

構文

QString QUndoView::emptyLabel() const
void QUndoView::setEmptyLabel(const QString &label)

機能

  • setEmptyLabel(const QString &label) メソッドは、空ラベルのテキストを指定された QString 型の値に設定します。
  • emptyLabel() メソッドは、現在の空ラベルのテキストを QString 型で返します。

デフォルト値

デフォルトでは、空ラベルのテキストは "<empty>" です。

// 空ラベルのテキストを取得
QString emptyLabelText = myQUndoView.emptyLabel();

// 空ラベルのテキストを設定
myQUndoView.setEmptyLabel("初期状態");
  • emptyLabel() メソッドと setEmptyLabel() メソッドを使用して、空ラベルのテキストをアプリケーションのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
  • 空ラベルは、QUndoView ウィジェット内のコマンドリストの先頭に表示されます。このラベルをクリックすると、ドキュメントを初期状態に戻すことができます。
  • QUndoView ウィジェットは、QUndoGroup または QUndoStack オブジェクトと関連付けられています。これらのオブジェクトは、ドキュメントの状態を変更するコマンドを格納します。


#include <QtWidgets/QApplication>
#include <QtWidgets/QUndoView>
#include <QtWidgets/QUndoStack>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // QUndoStack オブジェクトを作成
  QUndoStack undoStack;

  // QUndoView オブジェクトを作成
  QUndoView undoView(&undoStack);

  // 空ラベルのテキストを "未編集" に設定
  undoView.setEmptyLabel("未編集");

  // ウィジェットを表示
  undoView.show();

  return app.exec();
}

このコードを実行すると、以下のようなウィジェットが表示されます。

ウィジェット内のコマンドリストの先頭に "未編集" というラベルが表示されています。このラベルをクリックすると、ドキュメントを初期状態に戻すことができます。

以下のコードは、QUndoView::emptyLabel メソッドを使用して、空ラベルのテキストを現在のドキュメント名に設定する方法を示しています。

#include <QtWidgets/QApplication>
#include <QtWidgets/QUndoView>
#include <QtWidgets/QUndoStack>
#include <QFileInfo>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // QUndoStack オブジェクトを作成
  QUndoStack undoStack;

  // QUndoView オブジェクトを作成
  QUndoView undoView(&undoStack);

  // 現在のアクティブなウィンドウのファイル名を取得
  QString fileName = QApplication::activeWindow()->windowFilePath();

  // ファイル名に基づいて空ラベルのテキストを設定
  undoView.setEmptyLabel(QFileInfo(fileName).baseName());

  // ウィジェットを表示
  undoView.show();

  return app.exec();
}

このコードを実行すると、ウィジェットの空ラベルには現在のドキュメントの名前が表示されます。



代替方法

  • QUndoView::setPlaceholderText() メソッドを使用する
    QUndoView ウィジェットの setPlaceholderText() メソッドを使用して、空ラベルのテキストを設定することができます。このメソッドは、Qt Widgets 6.2 以降で使用できます。
  • スタイルシートを使用する
    QUndoView ウィジェットのスタイルシートを使用して、空ラベルの外観をカスタマイズすることができます。この方法を使用すると、コードを変更せずに空ラベルの外観を変更することができます。
  • カスタムラベルを使用する
    QUndoView ウィジェットにカスタムラベルを追加し、そのテキストを空ラベルのテキストとして使用することができます。この方法を使用すると、空ラベルの外観と動作をより細かく制御することができます。

各方法の詳細

カスタムラベルを使用する

  1. QUndoView ウィジェットに QLabel オブジェクトを追加します。
  2. QLabel オブジェクトのテキストを空ラベルのテキストとして設定します。
  3. QLabel オブジェクトの位置とサイズを調整します。

スタイルシートを使用する

  1. QUndoView ウィジェットのスタイルシートを作成します。
  2. スタイルシートを使用して、空ラベルのフォント、色、配置などのプロパティを設定します。

QUndoView::setPlaceholderText() メソッドを使用する

  1. QUndoView ウィジェットの setPlaceholderText() メソッドを呼び出し、空ラベルのテキストを設定します。

カスタムラベルを使用する

#include <QtWidgets/QApplication>
#include <QtWidgets/QUndoView>
#include <QtWidgets/QUndoStack>
#include <QtWidgets/QLabel>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // QUndoStack オブジェクトを作成
  QUndoStack undoStack;

  // QUndoView オブジェクトを作成
  QUndoView undoView(&undoStack);

  // カスタムラベルを作成
  QLabel emptyLabel("未編集");

  // カスタムラベルを QUndoView ウィジェットに追加
  undoView.layout()->addWidget(&emptyLabel);

  // カスタムラベルの位置とサイズを調整
  emptyLabel.setAlignment(Qt::AlignCenter);
  emptyLabel.setGeometry(0, 0, undoView.width(), undoView.height());

  // ウィジェットを表示
  undoView.show();

  return app.exec();
}

スタイルシートを使用する

QUndoView::emptyLabel {
  font-family: Arial, sans-serif;
  font-size: 16px;
  color: #888;
}

QUndoView::setPlaceholderText() メソッドを使用する

#include <QtWidgets/QApplication>
#include <QtWidgets/QUndoView>
#include <QtWidgets/QUndoStack>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // QUndoStack オブジェクトを作成
  QUndoStack undoStack;

  // QUndoView オブジェクトを作成
  QUndoView undoView(&undoStack);

  // `setPlaceholderText()` メソッドを使用して空ラベルのテキストを設定
  undoView.setPlaceholderText("未編集");

  // ウィジェットを表示
  undoView.show();

  return app.exec();
}

どの方法を選択するべきか

どの方法を選択するかは、状況によって異なります。

  • QUndoView::setPlaceholderText() メソッドを使用する 方法は、Qt Widgets 6.2 以降を使用している場合に最も簡単で簡潔な方法です。
  • スタイルシートを使用する 方法は、コードを変更せずに空ラベルの外観を変更したい場合に適しています。
  • カスタムラベルを使用する 方法は、空ラベルの外観と動作をより細かく制御したい場合に適しています。
  • 上記の例は、説明目的のみを目的としています。実際のアプリケーションでは、独自の要件に合わせてコードを調整する必要があります。