【初心者向け】Qt Widgets で元に戻す/やり直しの履歴を可視化: QUndoView の詳細解説
主な機能
- カスタマイズ
モデル、デリゲート、スタイルシートなどを用いて、QUndoView の外観や動作を自由にカスタマイズすることができます。 - 元に戻す/やり直しの操作
ユーザーは、QUndoView で選択されたコマンドをクリックすることで、元に戻す/やり直しの操作を実行することができます。 - 現在のコマンドの強調表示
最後に実行されたコマンドは常に選択された状態で表示されます。 - コマンド履歴の表示
QUndoStack にプッシュされたすべてのコマンドをリスト形式で表示します。
利点
- デバッグの容易化
開発者は、QUndoView を使用して、アプリケーションの動作をデバッグしやすくなります。 - 操作の修正
ユーザーは、誤った操作を元に戻したり、やり直したりすることができます。 - 操作履歴の可視化
ユーザーが過去に行った操作を視覚的に確認することができます。
例
#include <QApplication>
#include <QUndoView>
#include <QUndoStack>
#include <QPushButton>
int main(int argc, char *argv[]) {
QApplication app(argc, argv);
// コマンドスタックを作成
QUndoStack stack;
// コマンドを作成
QUndoCommand *command1 = new QUndoCommand("コマンド 1");
QUndoCommand *command2 = new QUndoCommand("コマンド 2");
// コマンドをスタックにプッシュ
stack.push(command1);
stack.push(command2);
// QUndoView を作成
QUndoView view(&stack);
// プッシュボタンを作成
QPushButton button("元に戻す");
QPushButton redoButton("やり直す");
// ボタンのシグナルとスロットを接続
connect(&button, &QPushButton::clicked, &stack, &QUndoStack::undo);
connect(&redoButton, &QPushButton::clicked, &stack, &QUndoStack::redo);
// ウィジェットをレイアウト
QVBoxLayout layout;
layout.addWidget(&view);
layout.addWidget(&button);
layout.addWidget(&redoButton);
// メインウィジェットを作成
QWidget widget;
widget.setLayout(&layout);
// ウィジェットを表示
widget.show();
return app.exec();
}
この例では、QUndoStack に 2 つのコマンドをプッシュし、QUndoView を使用してそれらのコマンドを表示しています。また、QPushButton を使用して、元に戻す/やり直しの操作を実行できるようにしています。
- QUndoView は、C++ と Python の両方で使用することができます。
- QUndoView は、テキストエディタやグラフィックエディタなど、さまざまなアプリケーションで使用することができます。
#include <QApplication>
#include <QUndoView>
#include <QUndoStack>
#include <QAbstractItemModel>
class MyModel : public QAbstractItemModel {
public:
MyModel(const QUndoStack *stack) : QAbstractItemModel(stack) {}
QVariant data(const QModelIndex &index, int role) const override {
if (!index.isValid()) {
return QVariant();
}
if (role == Qt::DisplayRole) {
const QUndoCommand *command = stack()->command(index.row());
return command->text();
} else if (role == Qt::UserRole) {
const QUndoCommand *command = stack()->command(index.row());
return command->description();
}
return QVariant();
}
int rowCount(const QModelIndex &parent) const override {
if (parent.isValid()) {
return 0;
}
return stack()->count();
}
};
int main(int argc, char *argv[]) {
QApplication app(argc, argv);
// コマンドスタックを作成
QUndoStack stack;
// コマンドを作成
QUndoCommand *command1 = new QUndoCommand("コマンド 1");
command1->setDescription("このコマンドはテキストを太字にします。");
QUndoCommand *command2 = new QUndoCommand("コマンド 2");
command2->setDescription("このコマンドはテキストの色を変更します。");
// コマンドをスタックにプッシュ
stack.push(command1);
stack.push(command2);
// カスタムモデルを作成
MyModel model(&stack);
// QUndoView を作成
QUndoView view(&model);
// プッシュボタンを作成
QPushButton button("元に戻す");
QPushButton redoButton("やり直す");
// ボタンのシグナルとスロットを接続
connect(&button, &QPushButton::clicked, &stack, &QUndoStack::undo);
connect(&redoButton, &QPushButton::clicked, &stack, &QUndoStack::redo);
// ウィジェットをレイアウト
QVBoxLayout layout;
layout.addWidget(&view);
layout.addWidget(&button);
layout.addWidget(&redoButton);
// メインウィジェットを作成
QWidget widget;
widget.setLayout(&layout);
// ウィジェットを表示
widget.show();
return app.exec();
}
この例では、MyModel
というカスタムモデルを作成しています。このモデルは、各コマンドの名前と説明を表示します。
デリゲートのカスタマイズ
デフォルトでは、QUndoView は QItemDelegate
を使用してコマンドを表示します。 QItemDelegate
はシンプルなデリゲートであり、テキストのみを表示します。コマンドにアイコンを表示したり、コマンドの状態に応じて外観を変更したりしたい場合は、独自のカスタムデリゲートを作成する必要があります。
#include <QApplication>
#include <QUndoView>
#include <QUndoStack>
#include <QPainter>
#include <QItemDelegate>
class MyDelegate : public QItemDelegate {
public:
void paint(QPainter *painter, const QStyleOptionViewItem &option,
const QModelIndex &index) const override {
if (!index.isValid()) {
return;
}
const QUndoCommand *command = index.model()->data(index, Qt::DisplayRole).value<QUndoCommand *>();
if (command->state() == QUndoCommand::Done) {
painter->setPen(Qt::black);
} else {
painter->setPen(Qt::gray);
}
painter->drawText(option.rect(), Qt::AlignLeft | Qt::AlignVCenter, command->text());
if (command->icon().isNull()) {
return;
}
QRect iconRect = option.rect();
iconRect.adjust(0, 0, -option.decorationSize.width(), 0);
painter->drawPixmap(iconRect, command->icon());
}
};
int main(int argc, char *argv
代替手段の選択
QUndoView の代替手段を選択する際には、以下の要素を考慮する必要があります。
- プロジェクトの要件
プロジェクトの規模や複雑さはどの程度ですか? パフォーマンスやメモリ使用量に関する制約はありますか? - 開発者のスキル
どの程度の C++ プログラミングスキルをお持ちですか? 複雑なカスタムモデルやデリゲートを作成するスキルが必要ですか? - 必要な機能
どのような機能が必要ですか? 単純な元に戻す/やり直しの機能のみが必要ですか? それとも、コマンドの詳細な情報表示や、履歴のフィルタリング/検索などの高度な機能が必要ですか?
代替手段の例
以下に、QUndoView の代替となるいくつかの方法をご紹介します。
- サードパーティ製のライブラリ
Qt には、QUndoView の代替となる機能を提供するサードパーティ製のライブラリがいくつかあります。これらのライブラリは、カスタム実装よりも使いやすく、多くの場合、高度な機能を提供しています。 - カスタムモデルとデリゲート
より高度な機能が必要な場合は、カスタムモデルとデリゲートを作成することができます。モデルは、コマンドの詳細な情報を提供し、デリゲートはコマンドの状態に応じて外観を変化させることができます。 - カスタム QListView
シンプルな元に戻す/やり直しの機能のみが必要な場合は、カスタムQListView
を使用してコマンドのリストを表示することができます。各アイテムには、コマンドの名前とアイコンを表示し、アイテムをクリックすると元に戻す/やり直しの操作を実行するようにすることができます。
具体的な代替手段
以下に、具体的な代替手段の例をいくつかご紹介します。
- 具体的な代替手段を選択する前に、各オプションのメリットとデメリットを比較検討することが重要です。
- 上記以外にも、QUndoView の代替手段はいくつか存在します。