【保存版】QTabBar::paintEvent()でQt WidgetsのTabBarを自由自在にカスタマイズ!


QTabBar::paintEvent()は、Qt WidgetsにおけるQTabBarウィジェットの外観をカスタマイズするために使用される重要なメソッドです。このメソッドは、paintEvent()シグナルに応答して呼び出され、QTabBarの各タブの描画を担当します。スタイルシートを使用せずにQTabBarの外観を調整したい場合、このメソッドをオーバーライドして独自のカスタムペイントロジックを実装することができます。

詳細

paintEvent()メソッドは、QPaintEventオブジェクトを引数として受け取ります。このオブジェクトには、ペイントイベントに関する情報が含まれています。QTabBar::paintEvent()メソッド内では、QStylePainterオブジェクトを使用して、QTabBarの各タブを描画します。QStylePainterオブジェクトは、現在のスタイルに基づいて描画を実行します。

QTabBarの各タブを描画するには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. QStyleOptionTabオブジェクトを作成します。このオブジェクトには、タブに関するスタイル情報が含まれています。
  2. QTabBar::initStyleOption()関数を使用して、QStyleOptionTabオブジェクトを初期化します。
  3. QStylePainterオブジェクトを使用して、タブを描画します。

以下の例は、QTabBarの各タブを青色に塗りつぶすカスタムpaintEvent()メソッドを示しています。

void MyTabBar::paintEvent(QPaintEvent *event)
{
    QStylePainter p(this);

    for (int i = 0; i < count(); ++i)
    {
        QStyleOptionTab option;
        initStyleOption(&option, i);

        option.palette.setColor(QPalette::Button, QColor(Qt::blue));

        p.drawControl(QStyle::CE_TabBarTab, option);
    }
}

この例では、QStyleOptionTabオブジェクトのpaletteプロパティを使用して、タブの色を青色に設定しています。その後、QStylePainterオブジェクトを使用して、QStyle::CE_TabBarTabコントロールを描画しています。これにより、各タブが青色に塗りつぶされます。

注意事項

QTabBar::paintEvent()メソッドをオーバーライドする場合は、元の描画ロジックを呼び出すことを忘れないでください。これにより、QTabBarのデフォルトの外観が維持されます。

また、QStylePainterオブジェクトを使用して描画を行う場合は、現在のスタイルに基づいて描画を行うようにする必要があります。そうしないと、描画結果が予期しないものになる可能性があります。

QTabBar::paintEvent()メソッドを使用して、QTabBarの外観を様々な方法でカスタマイズすることができます。たとえば、タブの形状を変更したり、アイコンやテキストを追加したりすることができます。

上記以外にも、QTabBar::paintEvent()メソッドに関する情報は以下のリソースで確認することができます。

  • Qt Books and Tutorials
  • Stack Overflow
  • Qt Community Forums


タブの色を変更する

void MyTabBar::paintEvent(QPaintEvent *event)
{
    QStylePainter p(this);

    for (int i = 0; i < count(); ++i)
    {
        QStyleOptionTab option;
        initStyleOption(&option, i);

        option.palette.setColor(QPalette::Button, QColor(Qt::blue));

        p.drawControl(QStyle::CE_TabBarTab, option);
    }
}

タブにアイコンを追加する

この例は、QTabBarの各タブにアイコンを追加するカスタムpaintEvent()メソッドを示しています。

void MyTabBar::paintEvent(QPaintEvent *event)
{
    QStylePainter p(this);

    for (int i = 0; i < count(); ++i)
    {
        QStyleOptionTab option;
        initStyleOption(&option, i);

        QIcon icon = QIcon(":/path/to/icon.png");
        option.icon = icon;

        p.drawControl(QStyle::CE_TabBarTab, option);
    }
}

タブのテキストの位置を変更する

この例は、QTabBarの各タブのテキストの位置を中央に揃えるカスタムpaintEvent()メソッドを示しています。

void MyTabBar::paintEvent(QPaintEvent *event)
{
    QStylePainter p(this);

    for (int i = 0; i < count(); ++i)
    {
        QStyleOptionTab option;
        initStyleOption(&option, i);

        option.textElideMode = Qt::ElideMiddle;

        p.drawControl(QStyle::CE_TabBarTab, option);
    }
}

タブの形状を変更する

この例は、QTabBarの各タブの形状を丸みを帯びた長方形に変更するカスタムpaintEvent()メソッドを示しています。

void MyTabBar::paintEvent(QPaintEvent *event)
{
    QStylePainter p(this);

    for (int i = 0; i < count(); ++i)
    {
        QStyleOptionTab option;
        initStyleOption(&option, i);

        option.shape = QTabBar::Rounded;

        p.drawControl(QStyle::CE_TabBarTab, option);
    }
}

これらの例はほんの一例であり、QTabBar::paintEvent()メソッドを使用して実現できるカスタマイズは多岐にわたります。

注意事項

上記コード例を実際に使用する前に、ご自身のプロジェクトに合わせて調整する必要があります。また、QTabBarのカスタマイズを行う際は、Qtのドキュメントやチュートリアルを参照することをお勧めします。

  • Qt Books and Tutorials
  • Stack Overflow
  • Qt Community Forums


代替方法

  1. スタイルシートを使用する

スタイルシートは、QTabBar の外観をカスタマイズするための最も簡単な方法の一つです。スタイルシートを使用すれば、CSS 構文を使用してタブの色、フォント、マージンなどのプロパティを簡単に設定できます。

QTabBar {
    background-color: #f0f0f0;
    selection-background-color: #e0e0e0;
    font: 12pt "Arial";
    margin: 5px;
}

QTabBar::tab {
    padding: 10px;
    border: 1px solid #ccc;
}

長所

  • さまざまなスタイルを簡単に適用できる
  • コード量が少ない
  • 簡単で直感的

短所

  • 動的なスタイル変更が難しい
  • 複雑なカスタマイズには不向き
  1. サブクラスを作成する

QTabBar をサブクラス化することで、paintEvent() メソッドをオーバーライドし、独自の描画ロジックを実装することができます。この方法は、高度なカスタマイズが必要な場合に有効です。

class MyTabBar : public QTabBar
{
public:
    void paintEvent(QPaintEvent *event) override
    {
        QStylePainter p(this);

        // カスタム描画ロジックを実装

        p.end();
    }
};

長所

  • 動的なスタイル変更が可能
  • 高度なカスタマイズが可能

短所

  • 複雑な実装が必要
  • コード量が多い
  1. サードパーティ製のライブラリを使用する

QTabBar の外観をカスタマイズするためのサードパーティ製のライブラリがいくつか存在します。これらのライブラリは、独自の機能や使いやすさを提供しており、特定のニーズに適している場合があります。

長所

  • 開発時間を短縮できる
  • 独自の機能や使いやすさを提供するものがある

短所

  • ライブラリのメンテナンス状況によっては、将来的に問題が発生する可能性がある
  • すべてのニーズを満たすライブラリとは限らない

最適な方法を選択する

最適な方法は、状況によって異なります。以下の点を考慮して選択してください。

  • プロジェクトの要件
  • 開発者のスキルと経験
  • 必要なカスタマイズのレベル
  • Qt Books and Tutorials
  • Stack Overflow
  • Qt Community Forums

これらのリソースは、QTabBar の外観をカスタマイズするためのさまざまな方法を理解し、適切な方法を選択するのに役立ちます。