Qt Widgetsでテーブル風レイアウトを実現!QTreeWidgetItem::setFirstColumnSpanned()の活用術


Qt WidgetsライブラリのQTreeWidgetItem::setFirstColumnSpanned()関数は、ツリーウィジェットアイテムの最初の列を他の列にわたってスパンさせるために使用されます。 これにより、アイテムが複数の列にわたって視覚的に広がり、テーブルのような外観を作成することができます。

使用方法

この関数は、以下の引数を取ります。

  • span: ブール値。trueの場合、最初の列が他の列にわたってスパンされます。falseの場合、最初の列は他の列と同じ幅になります。

この関数は、以下の例のように使用することができます。

// アイテムを作成します
QTreeWidgetItem* item = new QTreeWidgetItem();

// 最初の列を他の列にわたってスパンさせます
item->setFirstColumnSpanned(true);

// アイテムをツリーウィジェットに追加します
treeWidget->addItem(item);
  • アイテムの最初の列がスパンされている場合、その列の幅は自動的に調整されます。
  • アイテムの最初の列がスパンされている場合、その列の他のセルは編集できません。
  • アイテムの最初の列がスパンされているかどうかを確認するには、isFirstColumnSpanned()関数を使用します。
  • setFirstColumnSpanned()関数は、アイテムがルートアイテムまたは子アイテムであるかどうかを考慮しません。すべてのアイテムで最初の列をスパンさせることができます。

以下の例は、最初の列が他の列にわたってスパンされたアイテムを含むツリーウィジェットを作成します。

QTreeWidget* treeWidget = new QTreeWidget();

// ヘッダーラベルを設定します
treeWidget->setHeaderLabels({"Item", "Value 1", "Value 2"});

// アイテムを作成します
QTreeWidgetItem* item1 = new QTreeWidgetItem();
item1->setText(0, "Item 1");
item1->setText(1, "Value 11");
item1->setText(2, "Value 12");

QTreeWidgetItem* item2 = new QTreeWidgetItem();
item2->setText(0, "Item 2");
item2->setText(1, "Value 21");
item2->setText(2, "Value 22");

// アイテムをツリーウィジェットに追加します
treeWidget->addItem(item1);
treeWidget->addItem(item2);

// 最初の列を他の列にわたってスパンさせます
item1->setFirstColumnSpanned(true);

// ツリーウィジェットを表示します
treeWidget->show();

この例を実行すると、以下のようになります。



例1:最初の列を他の列にわたってスパンさせる

#include <QApplication>
#include <QTreeWidget>

int main(int argc, char* argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // ツリーウィジェットを作成します
  QTreeWidget treeWidget;

  // ヘッダーラベルを設定します
  treeWidget.setHeaderLabels({"Item", "Value 1", "Value 2"});

  // アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* item1 = new QTreeWidgetItem();
  item1->setText(0, "Item 1");
  item1->setText(1, "Value 11");
  item1->setText(2, "Value 12");

  QTreeWidgetItem* item2 = new QTreeWidgetItem();
  item2->setText(0, "Item 2");
  item2->setText(1, "Value 21");
  item2->setText(2, "Value 22");

  // アイテムをツリーウィジェットに追加します
  treeWidget.addItem(item1);
  treeWidget.addItem(item2);

  // 最初の列を他の列にわたってスパンさせます
  item1->setFirstColumnSpanned(true);

  // ツリーウィジェットを表示します
  treeWidget.show();

  return app.exec();
}

このコードを実行すると、以下のようになります。

#include <QApplication>
#include <QTreeWidget>

int main(int argc, char* argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // ツリーウィジェットを作成します
  QTreeWidget treeWidget;

  // ヘッダーラベルを設定します
  treeWidget.setHeaderLabels({"Item", "Value 1", "Value 2"});

  // アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* item1 = new QTreeWidgetItem();
  item1->setText(0, "Item 1");
  item1->setText(1, "Value 11");
  item1->setText(2, "Value 12");

  // アイコンを設定します
  QIcon icon(":/icon.png");
  item1->setIcon(0, icon);

  QTreeWidgetItem* item2 = new QTreeWidgetItem();
  item2->setText(0, "Item 2");
  item2->setText(1, "Value 21");
  item2->setText(2, "Value 22");

  // アイテムをツリーウィジェットに追加します
  treeWidget.addItem(item1);
  treeWidget.addItem(item2);

  // 最初の列を他の列にわたってスパンさせます
  item1->setFirstColumnSpanned(true);

  // ツリーウィジェットを表示します
  treeWidget.show();

  return app.exec();
}

このコードを実行するには、icon.png という名前のアイコンファイルを用意する必要があります。 アイコンファイルをプロジェクトに含める方法については、Qtドキュメントを参照してください。

上記以外にも、QTreeWidgetItem::setFirstColumnSpanned() 関数と組み合わせることで、様々な機能を実現することができます。 例えば、以下のことができます。

  • アイテムをドラッグアンドドロップできるようにする
  • アイテムのフォントを設定する
  • アイテムの背景色を設定する


  • アイテムの最初の列がスパンされている場合、その列の幅は自動的に調整されます。
  • アイテムの最初の列がスパンされている場合、その列の他のセルは編集できません。

これらの制限を回避するために、QTreeWidgetItem::setFirstColumnSpanned() 関数の代替方法をいくつか検討することができます。

代替方法1:子アイテムを使用する

子アイテムを使用することで、アイテムを視覚的にスパンさせることができます。 以下の例は、最初の列が他の列にわたってスパンされたように見えるように、子アイテムを使用する方法を示しています。

#include <QApplication>
#include <QTreeWidget>

int main(int argc, char* argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // ツリーウィジェットを作成します
  QTreeWidget treeWidget;

  // ヘッダーラベルを設定します
  treeWidget.setHeaderLabels({"Item", "Value 1", "Value 2"});

  // 親アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* parentItem = new QTreeWidgetItem();
  parentItem->setText(0, "Item 1");

  // 子アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* childItem1 = new QTreeWidgetItem(parentItem);
  childItem1->setText(0, ""); // 最初の列を空にする
  childItem1->setText(1, "Value 11");
  childItem1->setText(2, "Value 12");

  // 子アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* childItem2 = new QTreeWidgetItem(parentItem);
  childItem2->setText(0, ""); // 最初の列を空にする
  childItem2->setText(1, "Value 21");
  childItem2->setText(2, "Value 22");

  // アイテムをツリーウィジェットに追加します
  treeWidget.addItem(parentItem);

  // ツリーウィジェットを表示します
  treeWidget.show();

  return app.exec();
}

カスタムウィジェットを使用することで、アイテムをより柔軟に制御することができます。 以下の例は、最初の列が他の列にわたってスパンされたように見えるように、カスタムウィジェットを使用する方法を示しています。

#include <QApplication>
#include <QTreeWidget>
#include <QWidget>

class CustomWidget : public QWidget {
public:
  CustomWidget(const QString& text1, const QString& text2) {
    QVBoxLayout* layout = new QVBoxLayout(this);
    layout->addWidget(new QLabel(text1));
    layout->addWidget(new QLabel(text2));
  }
};

int main(int argc, char* argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // ツリーウィジェットを作成します
  QTreeWidget treeWidget;

  // ヘッダーラベルを設定します
  treeWidget.setHeaderLabels({"Item", "Value 1", "Value 2"});

  // アイテムを作成します
  QTreeWidgetItem* item = new QTreeWidgetItem();
  item->setText(0, "Item 1");

  // カスタムウィジェットを作成します
  CustomWidget* widget = new CustomWidget("Value 11", "Value 12");

  // カスタムウィジェットをアイテムに設定します
  item->setData(0, Qt::UserRole, QVariant::fromValue(widget));

  // アイテムをツリーウィジェットに追加します
  treeWidget.addItem(item);

  // ツリーウィジェットのインデックスモデルを設定します
  QAbstractItemModel* model = treeWidget.model();
  model->setData(item->index(), QVariant::fromValue(widget), Qt::UserRole);

  // ツリーウィジェットを表示します
  treeWidget.show();

  return app.exec();
}

上記以外にも、QTreeWidgetItem::setFirstColumnSpanned() 関数の代替方法として、以下の方法が考えられます。

  • スタイルシートを使用する
  • CSSを使用する