MariaDB の FederatedX、FEDERATED、Connect、Spider テーブルを操作する

MariaDBの「DROP SERVER」ステートメントは、FederatedX、FEDERATED、Connect、Spider テーブルで使用されるサーバー接続情報を削除するために使用されます。

構文

DROP SERVER [IF EXISTS] server_name;

パラメータ

例

DROP SERVER my_server;

この例では、my_server という名前のサーバー接続情報が削除されます。

DROP SERVER ステートメントは、サーバー接続情報のみを削除します。サーバー自体は削除されません。
DROP SERVER ステートメントを実行すると、そのサーバー接続情報を使用しているすべてのFederatedX、FEDERATED、Connect、Spider テーブルが影響を受けます。これらのテーブルは、削除されたサーバー接続情報にアクセスできなくなるため、エラーが発生する可能性があります。
DROP SERVER ステートメントを実行するには、適切な権限が必要です。通常、このステートメントを実行するには、root ユーザーまたは管理者権限が必要です。

例 1: 既存のサーバー接続情報を削除する

DROP SERVER my_server;

例 2: 存在しないサーバー接続情報を削除しようとする

DROP SERVER IF EXISTS non_existent_server;

この例では、non_existent_server という名前のサーバー接続情報が存在しない場合、エラーが発生せずに処理が続行されます。

例 3: DROP SERVER ステートメントを使用して、FederatedX テーブルに影響を与える

DROP SERVER my_federated_server;

この例では、my_federated_server という名前のサーバー接続情報が削除されます。このサーバー接続情報を使用している FederatedX テーブルは、削除されたサーバー接続情報にアクセスできなくなるため、エラーが発生する可能性があります。

例 4: DROP SERVER ステートメントを使用して、FEDERATED テーブルに影響を与える

DROP SERVER my_federated_server;

例 5: DROP SERVER ステートメントを使用して、Connect テーブルに影響を与える

DROP SERVER my_connect_server;

この例では、my_connect_server という名前のサーバー接続情報が削除されます。このサーバー接続情報を使用している Connect テーブルは、削除されたサーバー接続情報にアクセスできなくなるため、エラーが発生する可能性があります。

DROP SERVER my_spider_server;

MariaDB の「DROP SERVER」ステートメント以外にも、サーバー接続情報を削除する方法がいくつかあります。

方法

mysql -u root -p
mysql> DROP SERVER my_server;
mysql> exit

MariaDB管理者ツールを使用して、サーバー接続情報を削除できます。このツールは、GUI を提供しており、コマンドラインツールよりも使いやすくなっています。

MariaDB設定ファイルを手動で編集して、サーバー接続情報を削除することもできます。ただし、この方法は高度なユーザー向けであり、誤った編集を行うと、MariaDBが起動しなくなる可能性があるため、注意が必要です。

各方法の詳細

mysqlコマンドラインツールを使用する

この方法は、DROP SERVER ステートメントを直接実行するため、最も簡単で直接的な方法です。

MariaDB管理者ツールを使用する

MariaDB管理者ツールは、GUI を提供しているため、コマンドラインツールよりも使いやすく、視覚的にサーバー接続情報を削除できます。

MariaDB設定ファイルを手動で編集する

この方法は、高度なユーザー向けであり、誤った編集を行うと、MariaDBが起動しなくなる可能性があるため、注意が必要です。