date-fnsで「millisecondsToSeconds」を使う前に知っておきたいこと! 使い方、サンプルコード、代替方法まで徹底解説
「millisecondsToSeconds」の使い方
const { millisecondsToSeconds } = require('date-fns');
const result = millisecondsToSeconds(1000);
console.log(result); // 1 を出力
このコード例では、millisecondsToSeconds
関数に 1000 ミリ秒を渡し、その結果を result
変数に格納しています。その後、console.log
で result
変数の値を出力し、1 秒が出力されます。
「millisecondsToSeconds」の利点
- date-fns ライブラリを使用することで、他の日付・時間操作機能と組み合わせやすい
- コードが読みやすく、わかりやすい
- ミリ秒を秒に簡単に変換できる
- アニメーションのフレームレートを秒単位で設定する
- 経過時間を秒単位で計算する
- タイムスタンプを秒単位に変換する
- ミリ秒から他の単位への変換については、
date-fns
ライブラリに用意されている他の Conversion Helpers 関数を使用できます。 millisecondsToSeconds
関数は、引数としてミリ秒数以外の値を渡すと、TypeError を発生する可能性があります。
- ミリ秒を秒に変換する以外にも、様々な日付・時間操作を簡単に行うことができます。
- Conversion Helpers は、
date-fns
ライブラリで提供される便利な機能の一つです。 date-fns
は、JavaScript で日付や時間を扱うためのライブラリです。
const { millisecondsToSeconds } = require('date-fns');
const timestamp = 1657416400000; // 2023-07-08 12:00:00 UTC のタイムスタンプ
const result = millisecondsToSeconds(timestamp);
console.log(result); // 1470000 を出力
このコード例では、2023-07-08 12:00:00 UTC のタイムスタンプをミリ秒単位で timestamp
変数に格納しています。その後、millisecondsToSeconds
関数に timestamp
変数の値を渡し、その結果を result
変数に格納しています。最後に、console.log
で result
変数の値を出力し、1470000 秒が出力されます。これは、2023-07-08 12:00:00 UTC から現在までの経過秒数となります。
例2:経過時間を秒単位で計算する
const { millisecondsToSeconds } = require('date-fns');
const startTime = new Date('2023-07-08T10:00:00Z');
const endTime = new Date('2023-07-08T12:00:00Z');
const elapsedTime = endTime.getTime() - startTime.getTime();
const result = millisecondsToSeconds(elapsedTime);
console.log(result); // 7200 を出力
このコード例では、2023-07-08 10:00:00 UTC の時間を startTime
変数に、2023-07-08 12:00:00 UTC の時間を endTime
変数に格納しています。その後、endTime.getTime()
と startTime.getTime()
を使って、経過時間 (ミリ秒単位) を計算し、elapsedTime
変数に格納しています。最後に、millisecondsToSeconds
関数に elapsedTime
変数の値を渡し、その結果を result
変数に格納しています。console.log
で result
変数の値を出力すると、7200 秒が出力されます。これは、2023-07-08 10:00:00 UTC から 2023-07-08 12:00:00 UTC までの経過時間 (2 時間) を秒単位で表したものです。
const { millisecondsToSeconds } = require('date-fns');
const animationFPS = 60; // 1 秒間に 60 フレーム表示
const frameDuration = millisecondsToSeconds(1000 / animationFPS);
console.log(frameDuration); // 0.016666666666666666 を出力
最もシンプルな代替方法は、手動で計算することです。以下の式を使って、ミリ秒を秒に変換できます。
const seconds = milliseconds / 1000;
この式では、milliseconds
変数にミリ秒数が入力され、seconds
変数に秒数が出力されます。
例
const milliseconds = 1500;
const seconds = milliseconds / 1000;
console.log(seconds); // 1.5 を出力
Math.floor() 関数を使用する
Math.floor()
関数を使用して、ミリ秒を小数点以下を切り捨てて秒に変換する方法もあります。
const seconds = Math.floor(milliseconds / 1000);
例
const milliseconds = 1500;
const seconds = Math.floor(milliseconds / 1000);
console.log(seconds); // 1 を出力
date-fns
以外にも、日付・時間操作ライブラリは多数存在します。例えば、Moment.js や Luxon などのライブラリでも、millisecondsToSeconds
と同様の機能を提供しています。これらのライブラリは、より多くの機能やオプションを提供している場合がありますが、date-fns
よりも読み込み速度が遅くなる可能性があります。
- ライブラリの依存関係
ライブラリを使用する場合は、そのライブラリの依存関係を考慮する必要があります。 - コードの簡潔性
手動計算は最も簡潔な方法ですが、コードが読みづらくなる可能性があります。Math.floor() 関数を使用する方法は、手動計算よりも簡潔ですが、何をしているのか分かりにくくなる可能性があります。ライブラリを使用する方法は、最も読みやすく、コードを理解しやすい方法ですが、コード量が増える可能性があります。 - パフォーマンス
手動計算は最もシンプルですが、処理速度が遅くなる可能性があります。Math.floor() 関数を使用する方法は、手動計算よりも高速ですが、小数点以下の情報が失われます。ライブラリを使用する方法は、最も汎用的で機能が豊富ですが、読み込み速度が遅くなる可能性があります。