Python でロケールを簡単操作：`django.utils.translation.to_locale()` 関数の使い方

引数

• language_name: 変換する言語名。これは、言語コードとオプションのサブコードを含む文字列です。例: "en-us", "ja", "zh-hans"

戻り値

• ロケール名。これは、言語コードとアンダースコア区切りのサブコードを含む文字列です。例: "en_US", "ja_JP", "zh_Hans"

動作

1. language_name が有効な言語コードではない場合、ValueError 例外がスローされます。
2. language_name がサブコードを含まない場合、サブコードはデフォルト値に置き換えられます。例: "en" -> "en_US"
3. ロケール名は、言語コードとサブコードをアンダースコアで結合して作成されます。

例

from django.utils.translation import to_locale

locale = to_locale("en-us")
print(locale)  # 出力: en_US

locale = to_locale("ja")
print(locale)  # 出力: ja_JP

locale = to_locale("zh-hans")
print(locale)  # 出力: zh_Hans

• この説明は、Django 4.1 を基にしています。他のバージョンでは、動作が異なる場合があります。

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from django.utils.translation import get_language, to_locale

current_language = get_language()
current_locale = to_locale(current_language)

print(f"現在の言語: {current_language}")
print(f"現在のロケール: {current_locale}")

例 2: 特定の言語のロケールを取得する

from django.utils.translation import to_locale

language_name = "ja"
locale = to_locale(language_name)

print(f"{language_name} のロケール: {locale}")

例 3: 言語コードとサブコードを指定してロケールを作成する

from django.utils.translation import to_locale

language_code = "en"
subcode = "GB"
locale = to_locale(language_code, subcode)

print(f"{language_code}-{subcode} のロケール: {locale}")

例 4: エラー処理

from django.utils.translation import to_locale

try:
    locale = to_locale("invalid-language-code")
except ValueError as e:
    print(f"エラー: {e}")

• これらの例は、Django プロジェクト内で実行されることを前提としています。

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代替方法

1. locale.get_default(): 現在のロケールを取得します。これは、現在の言語設定に基づいてロケールが決定されるため、常に正確な結果が得られるとは限りません。

from django.conf import settings
from django.utils import locale

current_locale = locale.get_default()
print(f"現在のロケール: {current_locale}")

1. locale.get_language(): 現在の言語コードを取得します。言語コードをロケール名に変換するには、to_locale() 関数と組み合わせて使用する必要があります。

from django.conf import settings
from django.utils import locale

current_language_code = locale.get_language()
current_locale = to_locale(current_language_code)

print(f"現在の言語コード: {current_language_code}")
print(f"現在のロケール: {current_locale}")

1. 手動でロケールを作成する: 言語コードとサブコードを直接結合してロケールを作成することもできます。ただし、この方法はエラーが発生する可能性があるため、注意が必要です。

language_code = "en"
subcode = "US"
locale = f"{language_code}_{subcode}"

print(f"ロケール: {locale}")

• 特定の言語コードとサブコードに基づいてロケールを作成する必要がある場合は、手動でロケールを作成する方法を使用できます。
• 言語コードをロケール名に変換する必要がある場合は、to_locale() 関数を使用する必要があります。
• 現在のロケールを取得する必要がある場合は、locale.get_default() 関数を使用するのが最も簡単です。