C++プログラミングの悩みを解決！std::basic_string::emptyで空文字列を賢く処理

bool std::basic_string::empty() const;

戻り値

• 文字列が空でない場合： false
• 文字列が空の場合： true

使い方

std::string str1 = "Hello, world!";
std::string str2;

std::cout << str1.empty() << std::endl; // false を出力
std::cout << str2.empty() << std::endl; // true を出力

• 文字列の長さを取得するには、std::basic_string::size() 関数を使用します。
• 空文字列かどうかだけでなく、std::string オブジェクトが初期化されていない場合や、nullptr を指している場合なども検出できます。
• std::basic_string::empty 関数は、文字列の内容を変更しません。

例：空文字列かどうかを判定し、それに応じて処理を行う

std::string str1 = "Hello";
std::string str2;

if (str1.empty()) {
  std::cout << "str1 is empty" << std::endl;
} else {
  std::cout << "str1 is not empty: " << str1 << std::endl;
}

if (str2.empty()) {
  std::cout << "str2 is empty" << std::endl;
} else {
  std::cout << "str2 is not empty: " << str2 << std::endl;
}

この例では、str1 は空ではないため、"str1 is not empty: Hello" と出力されます。一方、str2 は空なので、"str2 is empty" と出力されます。

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空文字列かどうかを判定し、メッセージを出力する

#include <iostream>
#include <string>

int main() {
  std::string str1 = "Hello, world!";
  std::string str2;

  if (str1.empty()) {
    std::cout << "str1 is empty" << std::endl;
  } else {
    std::cout << "str1 is not empty: " << str1 << std::endl;
  }

  if (str2.empty()) {
    std::cout << "str2 is empty" << std::endl;
  } else {
    std::cout << "str2 is not empty: " << str2 << std::endl;
  }

  return 0;
}

空文字列かどうかを判定し、ループを制御する

#include <iostream>
#include <string>

int main() {
  std::string str = "This is a string with multiple words.";

  for (int i = 0; i < str.length(); ++i) {
    if (str[i] == ' ') {
      std::cout << "Found a space at position " << i << std::endl;
    }
  }

  if (str.empty()) {
    std::cout << "The string is empty" << std::endl;
  } else {
    std::cout << "The string is not empty" << std::endl;
  }

  return 0;
}

空文字列かどうかを判定し、デフォルト値を設定する

#include <iostream>
#include <string>

int main() {
  std::string name;
  std::string greeting;

  if (name.empty()) {
    name = "World";
  }

  greeting = "Hello, " + name + "!";
  std::cout << greeting << std::endl;

  return 0;
}

上記の例に加えて、以下のような応用も可能です。

• データベース操作
• ネットワーク通信
• ファイルの読み書き
• フォーム入力データの検証

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文字列の長さをチェックする

std::string str = "Hello, world!";

if (str.length() == 0) {
  // 文字列が空の場合の処理
} else {
  // 文字列が空でない場合の処理
}

この方法は、std::basic_string::size() 関数を使用して文字列の長さを取得し、それが 0 かどうかを比較することで判断します。

std::empty() 関数を使用する

C++20 以降では、std::basic_string オブジェクトに対して std::empty() 関数を使用することができます。この関数は、std::basic_string::empty 関数と同じように動作します。

std::string str = "Hello, world!";

if (std::empty(str)) {
  // 文字列が空の場合の処理
} else {
  // 文字列が空でない場合の処理
}

先頭文字をチェックする

std::string str = "Hello, world!";

if (str[0] == '\0') {
  // 文字列が空の場合の処理
} else {
  // 文字列が空でない場合の処理
}

この方法は、C スタイルの null 文字 (\0) で終わる文字列であることを前提としており、std::basic_string オブジェクトの先頭文字が \0 かどうかをチェックすることで判断します。

イテレータを使用する

std::string str = "Hello, world!";

std::string::iterator it = str.begin();

if (it == str.end()) {
  // 文字列が空の場合の処理
} else {
  // 文字列が空でない場合の処理
}

この方法は、std::basic_string::iterator を使用して文字列の先頭から末尾までイテレートし、イテレータが末尾 (str.end()) に到達したかどうかをチェックすることで判断します。

どの代替方法を選択するかは、状況によって異なります。一般的には、以下の点を考慮して選択するのが良いでしょう。

• 読みやすさ: コードの読みやすさを重視する場合は、先頭文字をチェックする方法やイテレータを使用する方法が分かりやすい場合があります。
• パフォーマンス: 性能が重要となる場合は、文字列の長さをチェックする方法が最も効率的です。
• C++20 のサポート: C++20 を使用している場合は、std::empty() 関数を使用することができます。
• 簡潔性: コードの簡潔性を重視する場合は、std::basic_string::empty 関数を使用するのが最も簡単です。